ペット火葬収骨

ご収骨のお話

お骨壺を納めた緑色生地の猫と花柄の袋

今回は、ペット火葬後の猫ちゃんのご収骨についてちょっとお話をしたいと思います(実は旧ホームページでもお話をしたことがあるのですが、そちらへはもう飛べないようになっているので、また改めてここでお話をしたいと思います(;^ω^))。

このブログをご覧の方の中には、ご家族やご親戚が亡くなり、火葬場でお骨拾いをした経験のある方もいらっしゃるかと思います。

その際は、足の方から順にお骨壺に納めたのではないでしょうか。

当社「ねこ斎場」でも、ペット火葬をした猫ちゃんのお骨は、人と同じく足元の方(または尻尾)から順に納めていただくようにしています。

どうして足から拾うの?

ペット火葬の際にたまにご質問をいただきますが、結論から申しますと、昔からあるお墓への「納骨方法」に関係があります。

いまはお骨壺のまま納めるお墓や屋内納骨堂がありますが(人の)、それ以外の本来のお墓は、骨壺からお骨を開けてお墓に納めます。そしてその際は、足元のお骨から順にお墓の中へ流し込みます。

ちなみに札幌市のお墓の場合はどうかと申しますと、市営墓地も民間霊園も、お骨はお骨壺から開けるタイプのお墓が多いです。

お墓の掃除をしている男女のイラスト

その納骨方法とは?

足元のお骨から拾ったお骨壺の状態では、頭のお骨が一番上になっているので頭から流し込んでしまうことになりますね。ではどのようにしてお墓に足元から流し込むんでしょう?

ここでサラシ布などを使用するのですが、勘の良い方はもうここで何となくおわかりいただけたかなと思います。

簡単な作法なのですが、順番にご説明するとこんな感じになります。

  1. サラシ布などを用意して広げる。
  2. その広げたサラシ布の上に一旦お骨壺に入っているお骨をあける(頭のお骨が下になる)。
  3. サラシ布の四方をお骨がこぼれないように縛る。
  4. サラシ布の一片をほどき、そこからお墓の中へ流し込むようにお骨を入れる(足から入る)。
ということなんですね。
ペット火葬をした猫ちゃんのお骨も、納骨先のペット用墓が骨壺から開けるタイプのものであれば、このような方法でお骨を納めていただければと思います(*’ω’*)。
 
折りたたまれた白い布

追記

わたしも葬儀社歴が長かったので、このような知識だけはそこそこ付いてしまいました(;^ω^)。

お葬式の事で人に聞けないこともあるかと思いますので、そんな時はお気軽にメールかお電話でお尋ねください(^^)。