3.5寸その理由
当社「ねこ斎場」では、ペット火葬で使用されるお骨袋やお骨箱用風呂敷は、すべて当社のオリジナル商品を使用しております。おかげさまでどの商品も「写真で見るよりも実物のほうが可愛いい」と、ご好評いただいております。
今回は、そのオリジナルお骨袋の中に納める「お骨壺」について、ちょっとお話(ご紹介)をしたいと思います。
ねこ斎場では、標準のお骨壺のサイズ(Mサイズ)は3.5寸(直径約10.5㎝)を使用しています。これはなぜかというと、一般的な猫ちゃんのお骨量にピッタリで、猫ちゃんの頭のお骨もきれいに納められるからなんです(*’ω’*)。
でもこのサイズ、札幌ではほとんどないサイズなんですよね(;^ω^)。
3寸では小さく、4寸では大きすぎる
上の画像を見ていただければおわかりのとおり、3寸と4寸では、かなり大きさに違いがあります(;^ω^)。
お骨壺の大きさは、いまでも日本古来の計測単位である「尺貫法」の中の、「寸」単位の大きさで分けられるのですが、1寸は約3㎝になります。猫ちゃんのお骨壺の場合は特に、この1寸が大きな違いとなります。
ペット火葬をした猫ちゃんのお骨の場合、3寸(約9㎝)だとお骨を収めるのにちょっと小さすぎて、せっかくきれいな形で残った可愛い頭の部分を崩さなくてはならなくなったり、4寸だと逆に大きすぎてかなり中身が余ってしまうことになります。
3.5寸を愛知県瀬戸市から直接仕入れ
札幌の業者さんでは3.5寸というお骨壺を取り扱っているところがなく、当社では、瀬戸物の本場である愛知県の瀬戸市にある陶器屋さんから、直接仕入れをしています(ボクが葬儀社時代からの長いお付き合い)。
3.5寸がちょうどよい大きさ
並べてみておわかりのとおり、真ん中の3.5寸が大きすぎず小さすぎることもなく、ペット火葬をした猫ちゃんのお骨がきれいに収まります(実際のペット火葬後の猫ちゃんのお骨を収めた状態をお見せできないのは残念なのですが…)。
「ねこ斎場」では、少しでも生前の猫ちゃんの面影が残せるよう、きれいな状態のお骨として保護者様へご返骨をしたく、3.5寸というサイズのお骨壺を使用しているというわけです。